【2024年】ウェブデザイン技能検定:Web企業研修
国家資格のウエブデザイン技能検定は企業研修でも人気のある研修です。Web系の資格の中では国家資格で3級、2級、1級があります。
ウェブデザイン技能検定の受験日は3級、2級は年4回、1級は年1回となります。
目次
企業研修としておすすめな理由
- ウェブデザイン技能検定は国家資格なので助成金などの申請がしやすい
- 企業内にWebに詳しい人材を育てるカリキュラムに適している
- 1級の難易度が高くWebに深い知識を身に付けることができる
ウェブデザイン技能検定企業研修で使える助成金
ウェブデザイン技能検定でつかるおすすめの助成金は人材開発支援助成金です。詳しくはこちらの動画をご覧ください。
人材開発助成金は入ったばかりの新入社員をはじめ正社員、契約社員、パートなど誰にでも使うことができ、最大研修費の75%、人件費1時間960円補助されます。
ウェブデザイン技能検定の難易度は?
ウェブデザイン技能検定の難易度は3級、2級、1級でかなり変わりますが、3級、2級に比べて1級はかなり難易度が高くなります。
ウェブデザイン技能検定3級の難易度
ウェブデザインやウェブ開発の初心者向きで基礎を固めるためのステップとしておすすめです。
HTML・CSSの知識、ウェブサイト制作の基本プロセスを理解しているかを問われます。
試験ではHTML・CSSの基本的理解があるかが問われます。簡単なWebサイトを一つ制作した経験が必要なレベルです。
ウェブデザイン技能検定2級の難易度は?
ウェブデザイン技能検定2級の難易度は、HTMLとCSSの基礎に加えて、JavaScriptの利用、レスポンシブデザイン、ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイン、ウェブアクセシビリティ、SEOの基本知識など、より高度なウェブサイト制作技術が問われます
ウェブデザイン技能検定1級の難易度は?
ウェブデザイン技能検定1級の難易度は非常に高く、ウェブデザインおよびウェブ開発の分野において専門的な知識と高度な技術、さらにはプロジェクト管理能力までを網羅的なスキルを求められます。
高度なHTML、CSS、JavaScriptの使用、フロントエンドとバックエンドの技術、ウェブアプリケーションのセキュリティ、ユーザーエクスペリエンス(UX)設計、アクセシビリティとレスポンシブデザイン、プロジェクト管理能力など、ウェブサイトやウェブアプリケーションの企画、設計、開発、運用に必要な広範なスキルと知識が必要で、複雑なウェブプロジェクトを自立して遂行し、チームをリードする能力が必要です。
ウェブデザイン技能検定の試験構成
ウェブデザイン技能検定3級の試験内容
3級筆記試験概要
筆記試験では、ウェブデザインの基本原則、HTMLやCSSなどのマークアップ言語の基礎知識、ウェブアクセシビリティやユーザビリティの基本、さらにはウェブサイトの企画や設計に関する知識などが問われます。この部分は主に選択問題や記述問題で構成され、ウェブデザインに関する理論的な知識を測ります。
3級実技試験概要
実技試験では、実際にHTMLやCSSを用いてウェブページを作成する課題が出されます。受験者は指定された内容に従ってウェブページをコーディングし、ウェブデザインの基本原則に沿ったページ構造、レイアウト、スタイリングを実現することが求められます。この試験では、実際のウェブデザインと開発のプロセスに近い形で、受験者の実践的なスキルと応用能力が評価されます。
3級筆記試験問題数と時間
問題数:全25問
所要時間:45分
3級実技試験問題数と時間
問題数:全6問から5問を選択
所要時間:60分
3級受験料
学科: 6,000円 / 実技: 8,000円 または3,000円(25歳未満の在職者)※雇用保険被保険者のみ
3級合格ライン
全25問中70点以上
実技試験70点以上で合格(各作業分類において配点の60%以上)
ウェブデザイン技能検定2級の試験内容
2級筆記試験概要
筆記試験では、ウェブデザインの理論、原則、技術に関する知識が問われます。この部分では、レスポンシブデザイン、ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイン、アクセシビリティ、基本的なSEO(検索エンジン最適化)など、ウェブサイト制作における広範なトピックがカバーされます。また、HTML、CSS、JavaScriptなどのウェブ技術に関する理解度も評価されます。
2級実技試験概要
実技試験では、実際にウェブページを制作するスキルが試されます。受験者は、指定された要件に従ってウェブページを設計し、HTMLとCSSを使用してコーディングを行い、JavaScriptを用いた基本的なインタラクションの実装が求められることがあります。この試験では、実際のウェブデザインプロジェクトにおける能力、つまり、デザインのコンセプトを理解し、技術的な要件を満たすウェブページを効率的に制作できるかどうかが評価されます。
2級筆記試験問題数と時間
問題数:全40問
所要時間:60分
2級実技試験問題数と時間
問題数:全6問から5問を選択
所要時間:120分
2級受験料
学科: 7,000円 / 実技: 16,000円 または7,000円(25歳未満の在職者)※雇用保険被保険者のみ
2級合格ライン
全40問中70点以上
実技試験70点以上で合格(各作業分類において配点の60%以上)
ウェブデザイン技能検定1級の試験内容
1級筆記試験概要
ウェブデザインとウェブ開発に関連する高度な知識を問う試験で、ウェブ標準、プログラミング言語(HTML、CSS、JavaScript)、フロントエンドとバックエンドの技術、セキュリティ、UXデザイン、アクセシビリティ、プロジェクト管理などのトピックが含まれます。
1級実技試験概要
実際にウェブサイトやウェブアプリケーションの企画、設計、開発を行う課題が出されます。この試験では、実践的な技術スキル、問題解決能力、複数の技術を統合してプロジェクトを遂行できる能力が評価されます。
1級筆記試験問題数と時間
問題数:全50問
所要時間:90分
1級実技試験問題数と時間
1級ペーパー実技試験問題数:全5問
1級ペーパー実技試験所要時間:60分
作成実技試験問題数:全4問
所要時間:180分
1級受験料
学科: 8,000円 / 実技: 25,000円 (実技はペーパー実技含む)※雇用保険被保険者のみ
1級合格ライン
全50問中70点以上
実技試験70点以上で合格(各作業分類において配点の60%以上)
ウェブデザイン技能検定の過去問について
ウェブデザイン技能検定は過去3回分公開されています。過去問題は貴重な情報源です。受験前には必ずダウンロードして実施してみることをおすすめします。
ウェブデザイン技能検定のカリキュラムと講座詳細
ウェブデザイン技能検定のカリキュラムと講座詳細は各ページからご確認ください。
すべての講座が人材開発助成金の対象講座になっています。
(助成金をご利用の場合は10コマ以上のカリキュラムが対象となります)
新宿駅から徒歩5分の立地のスクールで通学でもオンラインでも受講可能
新宿駅から甲州街道沿(文化学園・初台方面)に歩いていくと徒歩5分ほどでソフトキャンパス新宿校はあります。
京王新線・大江戸線を使っている人は出口6番から出ると徒歩30秒で、雨の日でも傘いらずです。
また新宿駅から地下道はつながっているので京王アネックスモールを通ると地上に出なくでも来ることができます。
ウェブデザイン技能検定の受講方法は通学でもオンラインでもハイブリット形式でも可能になっています。