パソコンスクール講師紹介 - M.S

S先生は事務系のスペシャリスト
簿記や労務など経験豊富な知識で試験合格に導きます。

Question1. 講師になってよかったと思う瞬間は？

講師はただ教えればいいだけでなく、書類から教室の設営まで多岐に渡ります。 特にソフトキャンパスの場合は年齢層も目的もカリキュラムも様々。日々勉強です。 それでも受講生の方が「学んで楽しい、わからないことを理解できた」と感じた時の表情をみると、何事も最後まで責任を持って頑張ろうという気になります。

Question2. 講師になってなかったら何をしてた？

ツアーガイドでしょうか。旅行と調べること、人の世話が好きで、仕事で実際に案内する場所を事前に自分ですべて巡って下調べをし、ガイドブックも自分で作って、お客様を案内したことがあります。 大人数のバスツアーから個人での対応まで、おもてなしの仕方に常に工夫をしていました。世話好きは変わりませんね。

Question3. これから受講する方へメッセージ

何かを学ぶための一歩はとても勇気がいると思います。 でも講師のスタッフも全員最初は初心者。みんな初心者だったからこそ、初めて学ぶ不安・緊張を知っています。こんな初心的なことも聞いてもいいの？と遠慮せず、気軽に聞いてくださいね。

会社が倒産したことをきっかけに
資格の必要性を痛感

私のはじめて就いた職種は、一般事務。一般事務と聞くと、ビジネス文書の作成や電話応対を想像される方が多いと思いますが、実際は企業によって開きがあることが多く、私の場合も入社日から総務・経理補助も担当することになりました。しかも決算が終わり、確定申告の準備に追われている時期に入社したのは私一人。知識ゼロ・未経験でしたが、勘定科目内訳明細書を作成しなければならなかったため、過去の書類を見ながら、業務後、上司に時間をもらい、必死に聞きながら作成したのを今でも覚えています。気づけば会社に勤めて十数年。コスト管理を意識できるようになり、複数のグループ企業の経理や総務・労務・人事も兼務で任せてもらえるようになっていました。

リーマン・ショックの時、勤めていた会社が倒産。ハローワークには求職者があふれており、30歳を過ぎての就職は、いくら実務経験が長くても決まりません。 持っていた資格も職種や会社の規模が限定された特殊なものばかりで、同業での求人がなかったため役に立ちませんでした。 そこでソフトキャンパスの門を叩いたのが私とソフトキャンパスとの出会いです。ソフトキャンパスの講師は資格やスキルアップだけでなく、ヒアリングをしつつ、その人の３年・５年先をみすえたアドバイスができることがもとめられます。例えば簿記を取っただけでは経理事務になるのは難しく、WordやExcel・労務事務知識などが必要ですし、Excelでどんな書類を作成するのか、それがなぜ必要なのか、関数などを使用した効率的な書類ができなければ即戦力とはいえません。時には業界の厳しさを伝えることもあります。

誰でも最初は未経験者

ソフトキャンパスで講師についたのは、その人の目標にあったサポートをしていきたいと思ったからです。 私は最初、事務も、経理も未経験でした。簿記やパソコンを独学でやっていて、何度くじけそうになったかわかりません。試験対策のテキストには、なぜその方法で処理しなければならないのか基準の詳細が載っておらず、作業をどうしたら効率化できるか相談したくてもできず、試行錯誤しました。同じように悩んでいる方のためにも、常に自分自身も切磋琢磨しながら、その人にあった教え方ができる柔軟性をもった講師でありたいと思っています。