初心者にもわかりやすい「Cookie」の仕組み。新宿駅近のPCスクールが解説
こんにちは、新宿駅から徒歩5分のPCスクール「ソフトキャンパス新宿校」で講師をしているアベです!
今回は、インターネットを使うときによく目にする「Cookie(クッキー)」について、中学生でもわかるように丁寧に解説していきます。
目次
Cookieとは?簡単に言うと
Cookieとは、ウェブサイトを利用したときに、あなたのデバイス(パソコンやスマホ)に一時的に保存される小さなデータのことです。
このデータは、次回同じサイトにアクセスするときにウェブサイト側が読み取ることで、便利な機能を提供してくれます。
Cookieに記録される情報
Cookieには、次のような情報が記録されます
- ログイン状態(例:楽天の「ようこそ○○さん」)
- ショッピングカートの中身(例:Amazonで商品を追加した後、画面を閉じてもカートに残っている)
- 言語やテーマの設定(例:日本語表示やダークモード)
簡単に言えば、Cookieはあなたの「行動メモ」を記録し、次回の訪問を便利にするための道具なのです。
Cookieの具体的な使用例:Amazonと楽天編
Amazonの場合
Amazonで本や家電を検索したことがある人は、「最近チェックした商品」や「あなたにおすすめの商品」が表示されるのを見たことがあるでしょう。これはCookieのおかげです。
仕組み
- あなたが「スマートフォン」を検索
- Cookieが「スマートフォンを検索した」という情報を保存
- 次にAmazonを開いたとき、保存された情報を使って「おすすめのスマートフォン」を表示
このおかげで、いちいち検索し直さなくても、関連する商品を簡単に見つけられます。
楽天の場合
楽天では、あなたがカートに入れた商品や閲覧した商品を覚えてくれます。また、サイトを閉じた後でも、再度楽天を開くと「さっき見た商品」が表示されますよね。
仕組み
- 商品をカートに追加
- Cookieが「この商品をカートに入れた」という情報を保存
- サイトを閉じても、次回訪問時にカートがそのままの状態
さらに、Cookieの情報を使って「こんな商品もおすすめ」と関連商品を提案してくれるのです。
なぜCookieに同意が必要なのか?
最近、「Cookieを使用します。同意してください」といったポップアップをよく見かけますよね。これには法律やプライバシー保護が関係しています。
プライバシー保護と法律
- GDPR(一般データ保護規則):欧州で導入された法律で、ユーザーのデータ利用に同意を求めることが義務化
- 日本の個人情報保護法:個人の情報を適切に扱うことを義務付ける法律
Cookieには、あなたの行動データ(例:どのページを見たか、どれくらい滞在したか)が含まれるため、勝手に利用されないように事前に「同意」が必要なのです。
Cookieは企業に情報を「取られる」の?わかりやすく解説!
Cookie(クッキー)が企業に情報を渡す仕組みについて、「取られる」と感じるかもしれませんが、実際には次のような仕組みです。
Cookieは情報を「記録」しているだけ
まず大事なポイントは、Cookieそのものは「あなたのデバイス(スマホやパソコン)」に保存されるメモ帳のようなもので、企業が直接データを抜き取るわけではありません。
Cookieは主に次の目的で利用されます
- サイトの利便性を向上させる(例:ログイン情報やカートの中身を保持する)
- ユーザーに関連性の高い広告を表示する(例:閲覧履歴や検索履歴に基づいた商品やサービスの提案)
では、なぜ「取られる」と感じるの?
「企業に情報を取られる」と感じることがあります。特定のウェブサイトだけでなく、他のウェブサイトでも同じ広告が表示されることがあり、これは、「サードパーティCookie」と呼ばれる仕組みの影響です。
Cookieのメリットとデメリット
サイトの利便性向上(ログイン情報やカートの記憶)や、個別化されたおすすめ情報の提供することができるとは反面その特性を生かし、行動追跡による広告表示などの不快感がある場合があります。
メリット
便利なサービスの提供
- ログイン情報を記憶し、毎回入力する手間を省く
- ショッピングカートの中身を保持
個別化されたおすすめ
- あなたの興味に合った商品や情報を提案
時間の節約
- 前回の閲覧履歴をもとに、スムーズに次の行動ができる
デメリット
プライバシーの懸念
- Cookieの情報が第三者(広告会社など)に共有される場合がある
同意を求められる頻度
- 毎回の「Cookie同意」ポップアップが煩わしいと感じる人も多い
トラッキングによるストレス
- 過去に見た商品の広告が、他のサイトやSNSで頻繁に表示される
Cookieを拒否するとどうなる?
「Cookieを拒否したら便利な機能が使えなくなるの?」と思う人もいるかもしれません。確かに、いくつかの機能が制限される場合がありますが、次のような影響があります。
影響例
ショッピングサイト
- カートの中身が保存されない
- 閲覧履歴を使ったおすすめが表示されない
ログイン情報
- 毎回ログインが必要になる
ただし、プライバシーを重視したい人にとっては、Cookieを拒否するのも一つの選択肢です。
どうやってCookieを管理できるの?
Cookieの仕組みを知ることで、あなた自身で管理することも可能です。
ブラウザの設定でCookieを制御
- 「サードパーティCookieを拒否」する設定が可能
- 全てのCookieを削除する(※ログイン情報も消えるので注意)
広告トラッキングをオフにする
多くのブラウザやデバイスで、広告トラッキングを制限する設定が用意されています。
信頼できるサイトだけを利用
怪しいサイトではCookieを許可しないことで、情報の悪用を防ぐことができます。
まとめ:Cookieは便利だけど、理解して使おう!
Cookieは、ウェブサイトを便利にするための仕組みですが、プライバシーにも注意が必要です。Amazonや楽天のような身近なサービスを例に挙げると、そのメリットとデメリットがわかりやすくなりますね。
最後にアベからひとこと
「Cookieに同意するか迷ったら、そのウェブサイトの信頼性やCookieポリシーを確認してみましょう。また、ブラウザの設定でCookieの使い方を管理することもできますよ!」
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