縦型ショート動画の作成・書き出し方法【新宿駅近くの動画スクール】

Premiere Pro 2025で縦型ショート動画の作成・書き出し方法【新宿駅近くの動画スクール】

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Premiere Pro 2024を使って、ショート動画を作成する方法を紹介します。ショート動画作成は縦型で作成するのでシーケンス設定の手順、書き出し方法を解説。
いまさら聞けないショート動画編集の基本をお伝えします!この記事では、初心者でも安心して縦型動画を作るシーケンス設定から、書き出しまでの手順を細かく説明します。

Premiere Pro 2024を立ち上げた際の画面説明

Premiere Pro 2024を立ち上げると、最初にメディアの読み込み画面が表示されます。この画面では、編集に使用する素材を簡単に追加でき、プロジェクト作成の準備を整えます。左側の「デバイス」や「クラウド」からメディアを選び、右下の「読み込み」をクリックすることで、素材をプロジェクトに取り込むことができます。

Premiere Pro メディア読み込み

1. メディアを選択し、プロジェクトに読み込む

画面左側のデバイスやクラウドのフォルダから、編集に使用する動画ファイルを選択します。右側に表示される「読み込み時の設定」で、メディアの整理やシーケンスを作成するかどうかの設定を行います。メディアを選んだら「作成」ボタンを押して、プロジェクトに追加します。

2. シーケンス設定で縦型動画(9:16)を作成

「ファイル」→「新規シーケンス」を選択し、シーケンスプリセットで「デジタルSLR」→「1080p 30fps」を選びます。その後、フレームサイズを「1080×1920」に手動で変更することで、スマートフォンで視聴するための縦型動画を作成します。

シーケンス設定

ショート動画の書き出し手順を詳しく解説

Premiere Proでの編集が完了した後は、いよいよ書き出し作業に移ります。書き出しは、最終的にSNSやウェブで動画を公開するために非常に重要なプロセスです。ここでは、より具体的な手順を詳細に解説します。

1. 書き出し準備

編集が終わったら、次の手順で書き出しを開始します。

上部メニューの「ファイル」から「書き出し」

まず、Premiere Proの画面上部にあるメニューの「ファイル」をクリックし、ドロップダウンメニューから「書き出し」→「メディア」を選択します。
これにより、書き出し設定のウィンドウが開きます。

フォーマットの選択

書き出し設定画面が表示されたら、最初に「フォーマット」の項目で「H.264」を選択します。これは、YouTubeやInstagramなどのSNSで広く利用されている形式で、ほとんどのプラットフォームで推奨されるビデオフォーマットです。

プリセットの選択

次に、「プリセット」の項目で「縦型1080p」を選択します。これにより、9:16の縦型動画として書き出しが行われ、スマートフォンでの視聴に最適なフォーマットになります。もしプリセットに「縦型1080p」がない場合は、手動で解像度を設定することも可能です。

2. 書き出し詳細設定

解像度の確認・設定

解像度は動画の品質を決める重要な設定です。ここでは、フレームサイズを「1080(幅)×1920(高さ)」に設定し、9:16の縦型動画フォーマットを維持します。これがスマホでの視聴に最適なサイズです。

ビットレートの設定

ビットレートは動画の画質とファイルサイズに大きく影響します。以下の設定を参考に、SNS向けに最適なビットレートを設定しましょう。

  • ターゲットビットレート: 6Mbps ~ 8Mbps(通常の画質向け)
  • 最大ビットレート: 10Mbps ~ 12Mbps(高画質向け)

SNSにアップロードする場合、ビットレートを抑えることでファイルサイズを小さくし、アップロード時間を短縮できます。ただし、あまりにも低すぎると画質が劣化するので、適度なビットレートを設定することが重要です。

フレームレートの設定

動画のフレームレート(fps)は、滑らかさを決定します。通常は30fpsで十分ですが、特に動きの激しい映像の場合は、60fpsに設定することでより滑らかな映像が得られます。
標準的なSNS用動画:30fps
アクションや動きが多い動画:60fps

出力ファイル名と保存先の指定

書き出し時には、出力ファイルの名前と保存場所を指定することができます。ファイル名を付けたら、適切な保存先を選びます。特にクラウドサービスや外付けディスクを使う場合は、事前にディレクトリを確認しておくとスムーズです。

エンコード設定の確認

「エンコード設定」では、ハードウェアエンコーディングやソフトウェアエンコーディングのオプションがあります。ハードウェアエンコーディングは、PCに搭載されているGPU(グラフィックカード)を活用することで、エンコード時間を大幅に短縮できます。

キューに追加してエンコード開始

すべての設定が完了したら、「キューに追加」または「書き出し」をクリックします。キューに追加することで、Adobe Media Encoderで複数のプロジェクトを一度にエンコードできます。一方で、すぐに書き出したい場合は、「書き出し」を選択するとPremiere Proがエンコードを開始します。

書き出しが完了したら

書き出しが完了すると、指定した保存先に動画ファイルが生成されます。このファイルを確認し、SNSやウェブサイトにアップロードして公開しましょう。

手順の動画を紹介

本記事の作業の流れを動画にしています。

@softcampus

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講師N.S
N.S DTP/Web/IT担当

パソコンスクールソフトキャンパスの講師です。現在は仙台校に在籍しています。 Adobe系をはじめとするWeb、DTP系のデザインをメインに授業を担当しています。 AdobeACE(Illustrator、Photoshop、PremiraPro)、DTPエキスパート、ビジネス統計スペシャリストも保持しておりWebのアナリティクスの授業も担当。国家資格キャリアコンサルタントの資格も保持しています! SNSリンク:Adobeソフト(Photshop、PremiraPro、Illustrator)の便利機能、時短テクニックを中心にSNSで動画を配信しています。TikTOKでライブも配信中です。
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