【2024年】建築CAD検定2級試験概要から申込方法について
目次
建築CAD検定2級試験について
建築CAD検定2級試験について試験申し込みから受験当日の流れ、受験日までに用意しておくことなど細かく説明をします。建築CAD検定2級を受験される方はよく確認をお願いします。
建築CAD検定2級試験概要
建築CAD検定2級の開催月、受験料、受験時間、合格発表は以下の通りです。
受験開催月 | 4月、7月、10月、1月 |
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受験料 | 2級:10,500円 3級:10,500円 ※2級、3級併願は16,800円 |
受験時間 | 2級:5時間 3級:2時間 |
試験開始時間 | 2級:13時~18時(休憩なし、通しで行います) 3級:10時~12時 |
合格基準 | 2級:250点満点 平面図(100点)、立面図(100点(屋根部分で50点)) |
合格発表 | 約1カ月後HPで受験番号を発表 発送はおおよそ1カ月半後となります(各自で申請が必要) |
建築CAD検定2級試験の合格率
建築CAD検定2級試験の合格率は60%前後、建築CAD検定3級試験で70%前後です。
建築CAD検定2級試験当日の概要
建築CAD検定2級の試験時間は5時間と長丁場です。試験日の流れを確認します。
12:30 | 試験会場に入室(自分の名前のある場所に着席) CADソフトの画面レイアウトの設定など準備を行います |
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12:50 | 問題用紙配布 ※問題用紙に受験番号と氏名の記入が必要ですが問題を見ることは不可 CADソフトが正常な動作するか確認 |
13:00 | 試験開始の合図 問題用紙を初めて開きます ※データは随時保存しながら作図。途中でクラッシュしても時間の延長はされません。 ※休憩に行く際は試験官の許可が必要(時間延長はありません) ※試験時間終了前に終了したい場合は試験開始後30分以降から可能 |
17:50 | 最終データの保存の確認 ※保存データの時間が試験時間終了後の場合無効となるので注意 |
18:00 | 試験終了 |
建築CAD検定2級試験の持ち物
- 受験票
- 電卓
- スケール
- 筆記用具
- 学習したテキスト、プリント(紙のみ。デジタルデータは不可)
建築CAD検定2級試験Q&A
建築CAD検定2級試験についてよくある質問をまとめました。
試験中に飲食は可能ですか?
蓋つきのペットボトルは持込可能です(飲めます)食べ物については試験会場では不可です。一時退出して食べることはできますが試験時間が伸びることはありません
試験中にトイレに行くことはできますか?
できますが、試験時間が延長されることはありません
試験結果の詳細は開示されますか?
試験結果の詳細は開示されません。合否のみの結果となります
試験に遅刻した場合はどうなりますか?
遅刻は30分までは認められますが、試験時間は伸びません
座席の指定はできますか?
できません
自分でまとめたPDFファイルは持込可能ですか?
不可です。電子データの持ち込みはできません
試験失格行為
- 試験中に他の受験生との私語
- スマホでの通話、SNSの閲覧
- 試験中の印刷
- インターネットでの検索行為
建築cad検定2級試験日
建築cad検定2級 試験日ですが年に4回に開催されます。建築CAD検定2級受験の試験申し込みは約2カ月前になりますのでご注意ください。
試験日、試験期間の詳細はコチラのページをご覧ください
※ソフトキャンパスの試験日は団体受験日程となります。
建築CAD2級検定試験内容
建築CAD2級は受験時間が5時間で2枚の図面データを完成させます。
一枚目は縮尺を1:100から1:50に変更し平面詳細図を描き上げます。もう一枚は複数の図面を参考に南立面図を描きます。
平面図(時間配分3時間)
平面図は建具に悩まないように、描いた紙を持ち込むことをおすすめします。
大体の作図の流れはこんな感じです。
- 枠を書く
- 図面タイトル・名前を書く
- 通り芯を作図する
- 寸法を作図する
- 各部屋の基準線を描く(ポリライン・長方形を使う)
- 外周の基準線を描く
- 躯体を描く(中線)
- 仕上線オフセット
- 建具を描く(開口部の枠も一緒に作る)
- 建具を配置する
- 壁をトリムする ※中線・太線・補助線以外は非表示にする
- 階段、設備器具、デッキ、ポーチ、ガレージ、吹き抜け記号を描く
※段板200mmに固定、設備器具は寸法固定にする - 室名を描く
- ハッチングをする
南立面図(時間配分2時間)
南立面図は平面図、断面図、屋根伏図、透視図を見ながら作図します。
南立面図は必ず書くべき要素があります。また逆に書かなくても良いものもあります。
- 枠を描く(平面図をコピー)
- 図面タイトル・名前を描く
- GL、1階軒高、2階軒高を描く(基礎上端、1FL、2FL、デッキ上端はあとから)
- 平面図から基準線を延長する(外形が出るところだけ)
- 屋根の先を作る
- 屋根の高さを出す
- 飾り屋根を作る
- 外壁・を描く
- 建具を描く(平面図建具をおろしてくる)
- ベランダを描く(手摺子は壁芯から455mm、建具の真ん中と合わせる)※笠木を忘れない!
- 換気口を描く(位置の決め方に注意)
- 基礎のラインを描く
- デッキとデッキ階段を描く
- 基礎の水切りを描く
建築CAD検定2級試験の過去問題
建築CAD検定2級試験の過去問題はテキストとして販売されています。過去の問題集が欲しい方はメルカリなどを利用するのがおすすめです。
建築CAD検定2級試験独学方法
建築CAD検定2級試験は独学の勉強時間がかなり必要です。試験内容が実技なので作業スピードがなければ5時間の試験時間でも足りません。
一度解いた問題で、作図手順がわかったらショートカットキーやコマンドを多用して作業スピードをあげる訓練を行いましょう。