パソコンスクール講師紹介 - K.M

Web・DTP講座ならお任せ！楽しくスキルアップ！
何でも相談しやすいと評判のM先生です。

Question1. 講師になってよかったと思う瞬間は？

生徒さんの人生が劇的に変わった瞬間を一緒に体感できることですかね。 何の目標も持てなかった生徒さんが、人生で初めて夢中になれるものを見つけたと言って目をキラキラさせながら楽しそうに学校に通っている姿を見た時は本当に良かったと感じます！スーツ姿で挨拶に来てくれた時は母親のように感動してしまいます。

Question2. 講師になってなかったら何をしてた？

人に教えることが好きなのと、良く人から道を聞かれたり、従業員でにないのに スーパーなどで商品について聞かれたりすることが多く相談も持ち掛けられるので 占い師になっているのではないでしょうか。 (笑) 昔から、悩んでいる人がいれば自分の失敗談などを笑い話にしながら 励ましていました。

Question3. これから受講する方へメッセージ

Web・DTP講座は今まで経験したことがない方が受講することが多く不安になると思いますが、 習得する事で可能性が広がり、一生涯の仕事として成り立つスキルが身に付きます。 興味のある方は是非、思い切って受講してみて下さい！きっと学んで良かったと 実感して頂けると思います！

広告制作会社で苦労した経験が
講師という職業に活かされている

20年前になりますが私は、イラストレーターになりたいという夢があり、デザインの専門学校に入学しデザインの技術と知識を学びました。専門学校では現役でイラストレーターとして活躍している方と交流する機会もあり、イラストレーターになるには多彩な才能が必要であり、有名にならなければ収入も不安定である現実を知りました。才能がなかった私は諦め、デザインに携わった仕事で他に何かないのかと悩んでいた時に、専門学校の先生から「これからはパソコンで広告を制作する時代がくるから将来の安定も考えて、広告制作会社に就職すれば安心だ」とアドバイスを受けました。そして専門学校からの紹介で主にホームセンターのチラシ広告を行っている広告制作会社に入社しました。その時代はちょうどパソコンでデータ作成する制作方法に切り替わっていく時でした。

入社した会社では新人の私に仕事をすべて任せられ、打ち合わせから商品撮影にも参加し、写真加工や挿絵などの制作も含め、デザインから制作まですべて一人で任せてもらえる会社でした。 とても贅沢な環境であったにも関わらず、当時の私の技術は追いついていませんでした。

デザインの専門学校ではパソコン操作やDTPソフト（Illustrator・Photoshopソフト）の授業はほとんどなく、私が就職をした広告制作会社の仕事は、DTPソフトを使用する仕事がほとんどでパソコンが普及していなかった時代背景もありますが、専門学校で学んだスキルがほとんど社会では役には立たず、何百万と授業料を支払っても即戦力にはならなかった。という経験をしました。先輩社員から『専門学校を卒業しても何もできないじゃないか。』と馬鹿にされ悔しい経験も味わいました。

負けたくないという気持ちから出勤時間前に出社し、終電までMacを使用しIllustratorソフトとPhotoshopソフトを独学で習得しました。この時代、DTPに関する参考書も種類が少なく、もちろんYouTubeもなかったので、プロの操作を見て習える環境がなかった為に、上達するには程遠く、作業している先輩のデータをこっそり見て、勉強をしていました。独学で技術を習得した為、思うように作業が進まず、毎日締め切りに追われ効率も悪く、頭に浮かんでいるデザインを技術が足りたい為に表現できないイライラなどもあり苦労の連続でした。

失敗を繰り返しながら数年の経験を経て、仕事を通じて沢山の出会いや顧客からの思いがけない感謝の言葉を頂き、作品が増えていくたびに自信が付き、今まで経験したことがない達成感もありました。DTPの仕事の楽しさや奥深さを学ぶ事ができました。また、パソコンのスキルだけではなく、人間として大きく成長できたと思います。 　その後、親が他界し、実家が自営業を営んでいることもあり実家を継ぐことになりました。 自営業ではホームページ作成からカタログ、パンフレットやチラシ、名刺、ショップカード、ロゴ制作、商品POPなど制作をする経験しました。反響を肌で感じ更にDTPの楽しさを覚えた時期でもありました。

　知識がなければすべての制作から印刷会社のデータ入稿までを外注に依頼するしか方法がなかったのですが、前職で培った経験を活かして自社での制作が可能になりました。

　従業員の中に広告媒体全般を行える人材がいる事で、思い通りのデザインを表現することが可能になり、作業自体も効率よく行うことができ、更にかなりの経費を削減できることも実感しました。またこの技術を同じ経営者の方にも伝えることができたらと考えていた時に『実務経験を活かして講師になりませんか？』と声をかけて頂き、ソフトキャンパスでDTP講師としての人生が始まりました。早いもので講師歴も今年で15年目となります。

　生徒さんから『先生がいて本当に良かった。』『目指す目標ができて人生が変わった。』『自社で作成できるようになりコストも抑えられ従業員を増やすことになった』など嬉しい言葉を頂けるようになりました。

広告制作会社で働いていた時に、締め切りに追われ、毎日必死だった私は、『実践的な事を分かりやすく、かつ効率の良い制作の仕方を教えてくれる相談しやすい先生が身近に居てくれたら本当に助かるのに』と思った経験から、広告制作会社で働きながら仕事帰りや休日に不明な事を聞きにくるなど、DTP業界で現役で働いてる生徒さんのついても実践的な授業も行っております。いわば【駆け込み寺】のような存在になっています。

また、DTP業界に一度も携わった事がない未経験の方でもDTP業界の話を授業にも盛り込み、未経験でも就職できるよう、より実践に近い授業を行っております。受講される生徒さんには、趣味で習う方もいれば、DTP業界への就職、DTP業界とは全く違う職種で長く働いた後のDTP業界への転職、自営業の方など多岐にわたる方が受講しており、今となっては広告制作会社での経験や自営業で培ったスキルが、講師として生徒さんにリアルな教訓として伝える事もでき、DTP業界に就職する事を目指している方や、自営業の方などに実践的な授業が可能となり、非常に役に立っていると思います。 また最近では、障害を抱えてる方や、子育てや介護をしている為、在宅で働きたいという方も増えてきました。IllustratorソフトとPhotoshopソフトが使って広告媒体が制作できるだけではなく、クライアントの要望を聞き出す為に必要な、コミュニケーション能力はもちろんの事、SNSの知識やインターネットを駆使して、起業する上で必要な人脈や企画力、営業力、経営術などの多岐にわたるスキルが更に必要になっています。自分の頑張り次第でいくらでも可能性は広がっていく時代になったと思います。

『クライアントのニーズに沿った
広告デザインを考える』

スマートフォンの普及で現在はパソコンやスマートフォンでチラシを見る機会も増えています。もちろんチラシなど紙媒体の広告デザイン 制作から、ポスティングなどのニーズはなくなりません。DTP業界で働きたいという方に意識してほしい事は趣味とは違い、仕事ではクライアントの存在があり初めて成り立つものであり、また消費者が興味を引くデザインを制作しなくてはいけません。自己満足で作品を作るのではなくクライアントの要望をしっかり理解し、目的や対象を明確にし、予算や納期など守り制作する事が重要なポイントになってきます。そのためには操作力とデザインの引き出しを増やしていく必要があります。また世の中の流れにも常に敏感になりニーズに応えていくことが必須です。日々流行が変化し、インターネットの普及で年代も幅広くなり老若男女にも理解できるデザインを考慮して、子供からお年寄りの方でも読みやすさ、理解しやすさを心がけ、どうしたら興味を持ってもらえるのか、そうしたら購買意欲を起こすことができるかなど客観的な視点で制作する力が必要です。

本来であれば私のように未経験からDTP業界に就職して会社で働きながら様々な広告媒体を制作しながらスキルを身につけることが理想ですが、現在では企業側で人材育成の余裕がなく、すぐに現場で活躍できる即戦力になる経験者を求める傾向が強いです。全くの未経験者ではなかなか採用されないと思い踏み込めないまま年齢を重ねているという方も多くいるのではないでしょうか。

そんな方でも物怖じしないで就職活動ができるよう、現場で通用するWindowsはもちろんMacパソコンの両方を使用してIllustrator・Photoshop・InDesignなどDTP関連のソフトの操作力の他、DTP業界に必須な資格と知識も身に着ける事ができる授業を意識しています。就職活動に必須のポートフォリオ制作にも力を入れており実務で通用するオリジナル作品を制作できるように私の知識と経験を活かしています。未経験者でも経験者に負けない人材に育って頂けるよう全力でサポートします。